今回は、Tableauで逆サインが求められるASIN関数の使い方について解説します。
三角関数のsinです。
目次
ASIN関数とは?
ASIN関数は引数で指定した値のarcsin (逆サイン)を返します。
※アークサインと読みます。
逆サインとは?
逆三角関数版のサインです。
例えば小学校の穴埋め問題で↓のようなものがあったとします。
3をかけたとき答えが6になる数はなんでしょう?
答えは2ですよね。
これを計算式にしてみると
6=3×?
これの三角関数版が逆三角関数です。
↓みたいな式です。
x = sin y
でもこれは不格好だからarcsinとすることで
y = arcsin x
y =の式に変換しているわけです。
ASIN関数の書式
ASIN関数の書式
ASIN(数値)
引数の数値は -1 から 1 までの範囲で指定する必要があります。
-π/2.0~π/2.0までの数値が返ってきます。
※ラジアン単位で返ってきます。
ラジアン単位とは?
ラジアンは1πラジアンを180°と定義したものです。
時間とかと一緒です。
なぜ1時間が60分かよくわからないですけど、当たり前に使っています。
それと同じようなもので、とりあえず180°を1πラジアンとおいています。
180°が1πラジアンなので
90°は1/2πラジアン
45°は1/4πラジアン
30°は1/6πラジアンとなります。
Comment