【Tableau関数】IF関数の使い方をわかりやすく解説!SUMIF・COUNTIF的活用もできる万能関数

今回は条件分岐が可能となるIF関数を解説します。

目次

IF関数とは?

IF関数には条件判定機能があります。

  1. 指定条件に一致していればTHEN以下を返す
  2. 不一致であればELSE以下を返す
  3. ELSEIFがあれば残った範囲内で条件判定を繰り返す

IF関数の書式

IF関数の書式
IF [条件項目] = “条件”
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END

ANDはなおかつ

AND関数の書式
IF 条件①
AND 条件②
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END

条件①と②両方が成立して初めて”“となります。

ORはまたは

OR関数の書式
IF 条件①
OR 条件②
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END

条件①と②のどちらかが成立していれば”“となります。

NOTは否定

NOT関数の書式
IF 条件①
OR 条件②
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END

条件が成立していなければ”“となります。

ELSEIFは再分岐

ELSEIF関数の書式
IF 条件①
THEN “真の場合の結果”
ELSEIF 条件②
THEN “条件②が真の場合の結果”
ELSE “すべてが偽の場合の結果”
END

ELSEIFは最初のIF条件で”“であった範囲内で再度分岐を作ることができます。

条件①で真となったレコードに対してはELSEIFは影響を与えることができません。

()かっこでくくることで範囲を指定できる

IF 条件①
AND (条件② OR 条件③)
THEN 1
ELSE 0
END

条件①が成立かつ、条件②か条件③のどちらかが成立していれば”“となります。
()でくくることで範囲を指定できます。

IF 条件①
AND 条件②
OR 条件③
THEN 1
ELSE 0
END

↑のように()をとってしまうと
条件①かつ②が成立、もしくは条件③が成立する場合という意味になってしまい、条件①が成立しない場合でも”“となります。

COUNTIF関数のように使う

集計項目として

↓はコピー機を購入した顧客数です。

COUNT(IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [顧客名]
END)

重複なしであれば

COUNTD(IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [顧客名]
END)

IF関数を内包して集計ができます。

非集計項目として

IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN 1
ELSE 0
END

SUMIF関数のように使う

集計項目として

↓はコピー機の売上です。

SUM(IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [売上]
END)

非集計項目として

IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [売上]
ELSE 0
END

おわり

もっと良い使い方、おかしい点、アドバイスなどあれば気軽にコメントください!

福井AI/データサイエンス協会

読んでくれてありがとうございます!!

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