今回は条件分岐が可能となるIF関数を解説します。
IF関数とは?
IF関数には条件判定機能があります。
- 指定条件に一致していればTHEN以下を返す
- 不一致であればELSE以下を返す
- ELSEIFがあれば残った範囲内で条件判定を繰り返す
IF関数の書式
IF関数の書式
IF [条件項目] = “条件”
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END
ANDはなおかつ
AND関数の書式
IF 条件①
AND 条件②
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END
条件①と②両方が成立して初めて”真“となります。
ORはまたは
OR関数の書式
IF 条件①
OR 条件②
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END
条件①と②のどちらかが成立していれば”真“となります。
NOTは否定
NOT関数の書式
IF 条件①
OR 条件②
THEN “真の場合の結果”
ELSE “偽の場合の結果”
END
条件が成立していなければ”真“となります。
ELSEIFは再分岐
ELSEIF関数の書式
IF 条件①
THEN “真の場合の結果”
ELSEIF 条件②
THEN “条件②が真の場合の結果”
ELSE “すべてが偽の場合の結果”
END
ELSEIFは最初のIF条件で”偽“であった範囲内で再度分岐を作ることができます。
()かっこでくくることで範囲を指定できる
IF 条件①
AND (条件② OR 条件③)
THEN 1
ELSE 0
END
条件①が成立かつ、条件②か条件③のどちらかが成立していれば”真“となります。
()でくくることで範囲を指定できます。
IF 条件①
AND 条件②
OR 条件③
THEN 1
ELSE 0
END
↑のように()をとってしまうと
条件①かつ②が成立、もしくは条件③が成立する場合という意味になってしまい、条件①が成立しない場合でも”真“となります。
COUNTIF関数のように使う
集計項目として
↓はコピー機を購入した顧客数です。
COUNT(IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [顧客名]
END)
重複なしであれば
COUNTD(IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [顧客名]
END)
IF関数を内包して集計ができます。
非集計項目として
IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN 1
ELSE 0
END
SUMIF関数のように使う
集計項目として
↓はコピー機の売上です。
SUM(IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [売上]
END)
非集計項目として
IF [サブカテゴリ] = "コピー機"
THEN [売上]
ELSE 0
END
おわり
もっと良い使い方、おかしい点、アドバイスなどあれば気軽にコメントください!
読んでくれてありがとうございます!!
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