【Tableau入門】ディメンションとメジャーの違いを分かりやすく解説!

ディメンションとは?メジャーとは?
この問いに対して参考書など開いてみると
・ディメンションは分析の切り口、カテゴリ
・メジャーはものさし、はかり、集計の対象となる数値
とあります。

とても分かりにくいです。
ただこの概念を理解せずにTableauは理解できません。
今回はもっと具体的に、かつわかりやすく説明いたします。

目次

具体的に考える

具体に落として考えてみましょう。
とりあえずディメンションを福井県の地名、メジャーは人口と置き換えます。
福井県の人口調査をもとにTableauブックを作っていきます。

まずは都道府県をディメンションに

福井県の人口と世帯(推計)

次に市町村をディメンションに

合計がどちらも同じですね。
福井県の人口=福井県の市町村の総人口となっています。
これってなぜだと思いますか?

当たり前だろって思うかもしれませんが、なぜなのか説明しろと言われると難しくありませんか。
福井県を市町村で分解したから、、、とか、福井県の中に市町村が包括されているからとかでしょうか。
そうだとするなら人口でも分解されてもよいと思いませんか? ↓みたいに

いや人口は数値だから合算されてないと、、、、と思いましたか?
データとしてわかりにくいって思いましたか?
私は思います。
人口は合算されているべきですよ。

当然の感覚

なぜ市町村は合算しないのに、人口は合算するのかなんて考えたことありませんよね。
それが当たり前だからです。

この当然の感覚こそがディメンションとメジャーを分ける原因であり理由なんです。
みんなの共通認識であり、便利だから分けているだけなんです。

私たちは数値を当然のように合算して使い、それを項目で分類します。
そのほうがわかりやすいからです。
そうしないと罰せられるわけでも、痛い目を見るわけでもないです。
私たちにとってそれが快適だからです。

Tableauの気遣い

人間にとって快適なので、Tableauはそれを初めから区別してくれます。
分類に使う項目をディメンション、合算など集計に使う項目をメジャーとして。
これは気遣いです。

それだけなんです。
ただ便利だから、2つの要素に分けているだけなんです。

メジャーは指示しなくても自動的に合算されます。
もしくは、平均、最大値、最小値、、、、などなど何かしら計算されます。
必ずです。

嘘だと思うならピルをクリックしてみてください。

勝手にSUMが入ってます。

不便なら変えればいい

もし不便を感じたら自分で変えればいいです。
例えばIDです。
IDは数値であることが多いため、自動的にメジャーになっている場合があります。
でも、IDは合算しませんよね。

設定からディメンションに変更しましょう。
それくらい気楽なものです。 

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